- 2ヶ月でTOEIC730点を突破したい。
- おすすめの参考書を知りたい。
- 勉強時間とスケジュールを教えて。
こんな方向けの記事です。
今回は、わたしが2ヶ月間でTOEIC640点→740点と点数アップさせた勉強方法を紹介します。
具体的には、
- 2ヶ月間でできるTOEIC730点対策
- おすすめの参考書
- 勉強時間とスケジュール
を丁寧に解説します。
この記事は既に600点を取得している方が2ヶ月で730点を突破するためのものです。
しかし600点未満の方でも期間を長くして実践することで点数アップが期待できます。
時間はかかるかもしれませんがコツコツ学習していきましょう。
目次
2ヶ月間でできるTOEIC730点対策とおすすめの参考書
まず、2ヶ月間の対策とおすすめの参考書を紹介します。
概要は以下のとおりです。
2ヶ月間の対策
- 単語
- 文法
- テクニック
- 模擬試験
1つずつ解説します。
単語の対策
TOEIC730点を突破するために最も重要なのが単語力です。
正直、700点くらいまでなら単語力を強化するだけでも達成することができます。
何冊も単語帳を購入する必要はありません。
これは730点を突破して次のステップを目指すときも同じですので覚えておいてください。
おすすめの教材を2つ紹介します。
単語おすすめ教材① TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ
迷ったらコレです。
正直単語帳は何でもいいので、人気の商品を選んでおけば間違いありません。
「出る単特急 金のフレーズ」は大ベストセラー商品です。
新形式にも対応しています。
特に単語帳にこだわりがなければこれを購入しておけば大丈夫です。
単語おすすめ教材② iKnow!
iKnowはDMM英会話が提供している単語学習サービスです。
自動的に学習カリキュラムが組まれ、自分の苦手を徹底的に復習できるようになっています。
単語帳に飽きてしまう方にもおすすめです。
ディクテーションや発音聴き取りの練習もできるので単語帳よりも効果的に英語力を伸ばすことができます。
料金は2つのプランがあります。
1ヶ月プラン | 1,510円 / 月 |
---|---|
12ヶ月プラン | 794円 / 月(12ヶ月 9,530円) |
7か月以上利用するなら12ヶ月プランがお得です。
また、DMM英会話会員であれば無料で使うことができます。
iKnow!のTOEICコースは4つありますが、「800点を狙え!」コースにしましょう。
iKnow!ではコース診断もできますので、自信のない方はやってみてください。
無料トライアルではお試しで5回分の学習ができます。
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文法の対策
文法対策はパート5とパート6のためだと思われがちですが、それは半分正解、半分間違いです。
文法は、TOEICすべてのパートのスコアアップに関係します。
文法が理解できていると、知らない単語が出ても文脈から意味を推測できるからです。
これをやり込めば確実に実力がつきます。
TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問
通称「でるせん」。
基礎から応用まで幅広いタイプの文法問題が1049問あります。
解説はTOEICの文法問題を攻略するためのポイントをおさえているので効率的に学習できますよ。
テクニックの対策
時間内に問題が解き終わらないという方はTOEICのテクニックが足りていないかもしれません。
TOEICは試験ですから、英語力とは別に攻略のテクニックがあります。
情報を素早く処理する力も求められるのです。
問題のどこを見るべきか、どのように解き進めていくか、
そういったテクニックを学ぶことで効率的に解くことができるようになります。
CD-ROM付 3週間で攻略TOEIC(C)L&Rテスト730点! (残り日数逆算シリーズ)
TOEICを解くテクニックを3週間で学べる本です。
1日分の量も多くないのでサクサク進められます。
同じシリーズで2ヶ月バージョンのものがあります。
ですが既に600点を取得している方なら3週間バージョンで十分です。
もしまだ600点未満の方はこちらの2ヶ月バージョンにじっくり取り組むのが良いでしょう。
参考(スコア600点未満の人向け)
模擬試験
テスト慣れすることはとても大切です。
本番前に必ず模擬テストを受けて練習しましょう。
模擬試験と言ったらこれしかありません。
公式 TOEIC Listening & Reading 問題集
断言しますが、公式問題集以外の模擬テストは必要ありません。
公式以外の問題集もTOEICを研究して作られているので悪いとはいいませんが、やはり公式が出しているものが一番です。
何冊か出版されていますが、1冊だけでもしっかり使い込めば十分に点数アップできます。
模擬テストを受けるときの流れをまとめました。
模擬テストを受けるとき流れ
- まずは制限時間内に解く
- 時間内に解けなかったものを解く
- 答え合わせして解説を熟読する
- 知らない単語をノートにまとめる
- 間違った問題を音読する
- 音読した文章を暗記する
絶対にテストを受けて終わりにしないでください。
公式問題集から学べることはたくさんあります。
公式問題集の使い方は次の記事で紹介しています。
勉強時間とスケジュール
それでは、具体的な勉強量と勉強時間、そして参考スケジュールを紹介します。
勉強時間
2ヶ月間、最低でも毎日2時間は勉強時間を確保してください。
平日忙しい方は週末にガッツリ5~6時間勉強しても構いません。
しかし、少しずつでも毎日コツコツ取り組む方が定着しやすいです。
単語や文法はスキマ時間にできるので、忙しくても時間を見つけて勉強しましょう。
勉強スケジュール
参考書の使用方法や回数は以下を参考にしてください。
↓ 項目 ↓ | ↓ 使用方法 ↓ |
---|---|
単語 | 対象レベルが800点くらいの単語をマスターする。繰り返し何度も学習する。 |
文法 | テキストを2周する。 |
テキスト | テキストを2周する。 |
模擬テスト | 2種類のテストを2回ずつ実施する。 |
先ほど紹介したおすすめ参考書であれば、2ヶ月ですべて実施することができます。
参考の勉強スケジュールを紹介します。
参考書はすべて先ほど紹介したものを使用するものとして作成しました。
第1週 模擬テスト① + 単語メイン
学習の最初に公式問題集のTEST1に取り組みます。
学習前の実力を知るためです。
公式問題集の復習はその後2週間かけてじっくり取り組みます。
テスト実施後は文法とテクニック対策に取り組みつつ単語をメインに学習してください。
文法は苦手な問題にチェックを付けながら取り組むと後で効率的に見直すことができます。
↓ 項目 ↓ | ↓ 勉強時間・内容 ↓ |
---|---|
単語 | 毎日1時間。 |
文法 | (1周目)3割程度まで進める。 |
テクニック | (2周目)参考書のスケジュールどおりに毎日1日分を学習する。 |
公式問題集 | 週の初めにTEST1(1回目)に取り組み、その後2週間かけて復習する。 |
第2週 模擬テスト復習 + 単語メイン
引き続き第1週に取り組んだ公式問題集TEST1(1回目)の復習をします。
その他は単語学習をメインに行ってください。
↓ 項目 ↓ | ↓ 勉強時間・内容 ↓ |
---|---|
単語 | 毎日1時間。 |
文法 | (1周目)6割程度まで進める。 |
テクニック | (1周目)参考書のスケジュールどおりに毎日1日分を学習する。 |
公式問題集 | 第1週に取り組んだTEST1(1回目)の復習を終わらせる。 |
第3週 模擬テスト② + 単語メイン
第3週の初めに公式問題集TEST2(1回目)に取り組み、その後2週間かけて復習をします。
その他は引き続き単語学習をメインに行ってください。
テクニック対策は参考書の1周目がこの週に終わります。
↓ 項目 ↓ | ↓ 勉強時間・内容 ↓ |
---|---|
単語 | 毎日1時間。 |
文法 | (1周目)9割程度まで進める。 |
テクニック | (1周目)参考書のスケジュールどおりに毎日1日分を学習する。 |
公式問題集 | 週の初めにTEST2(1回目)に取り組み、その後2週間かけて復習する。 |
第4週 模擬テスト復習 + 単語メイン
引き続き第3週で取り組んだ公式問題集TEST2(1回目)の復習を続けます。
第4週でも引き続き単語学習をメインに行ってください。
文法対策は参考書の1周目が終わり2周目に入ります。
テクニック対策も参考書の2周目を開始します。
↓ 項目 ↓ | ↓ 勉強時間・内容 ↓ |
---|---|
単語 | 毎日1時間。 |
文法 | (1周目)完了。(2周目)2割程度まで進める。 |
テクニック | (2周目)参考書のスケジュールどおりに毎日1日分を学習する。 |
公式問題集 | 第3週に取り組んだTEST2(1回目)を復習を終わらせる。 |
第5週 模擬テスト③ + 文法 + テクニック
第5週目の初めに公式問題集TEST1の2回目に取り組みます。
このとき、自分が伸びた問題や苦手な問題を把握しましょう。
単語学習時間を少し減らして、文法と公式問題集の復習の時間を多くとります。
公式問題集は間違った問題をきっちり暗記するまで音読してください。
もしまだ単語が苦手という場合は引き続き単語を重点的に学習しても構いません。
テクニックの学習はこれまでどおりに進めます。
↓ 項目 ↓ | ↓ 勉強時間・内容 ↓ |
---|---|
単語 | 毎日30分。 |
文法 | (2周目)6割程度まで進める。 |
テクニック | (2周目)参考書のスケジュールどおりに毎日1日分を学習する。 |
公式問題集 | 週の初めにTEST1(2回目)に取り組み、その後2週間かけて徹底的に復習する。 |
第6週 模擬テスト復習 + 文法 + テクニック
引き続き第5週で取り組んだ公式問題集TEST1(2回目)の復習を続けます。
間違った問題を暗記するくらいまで徹底的に復習することを忘れないでください。
文法とテクニックの参考書を終わらせます。
↓ 項目 ↓ | ↓ 勉強時間・内容 ↓ |
---|---|
単語 | 毎日30分。 |
文法 | (2周目)完了。 |
テクニック | (2周目)参考書のスケジュールどおりに毎日1日分を学習する。 |
公式問題集 | 第5週に取り組んだTEST1(2回目)の復習を終わらせる。 |
第7週 模擬テスト④ + 文法 + テクニック
第7週の初めに公式問題集のTEST2の2回目に取り組みます。
その後2週間かけて復習します。
テクニックの参考書は既に完了していますので公式問題集の復習を重点的に取り組みます。
問題集の中でわからないところがあればテクニックの参考書に戻って復習してください。
文法は苦手な問題のみ解いていきます。
↓ 項目 ↓ | ↓ 勉強時間・内容 ↓ |
---|---|
単語 | 毎日30分。 |
文法 | 苦手問題のみを解き進める。 |
テクニック | わからないところがあれば復習する。 |
公式問題集 | 週の初めにTEST2(2回目)に取り組み、その後2週間かけて徹底的に復習する。 |
第8週 模擬テスト復習 + 文法 + テクニック
引き続き第7週で取り組んだ公式問題集TEST2(2回目)の復習を続けます。
文法の苦手問題も繰り返し学習します。
↓ 項目 ↓ | ↓ 勉強時間・内容 ↓ |
---|---|
単語 | 毎日30分。 |
文法 | 苦手問題のみを解き進める。 |
テクニック | わからないところがあれば復習する。 |
公式問題集 | 第7週に取り組んだTEST2(2回目)の復習を終わらせる。 |
まとめ
今回はTOEIC730点を2ヶ月で突破するためのおすすめの参考書とスケジュールを紹介しました。
TOEIC730点対策
- 単語
- 文法
- テクニック
- 公式問題集
勉強時間
- 毎日2時間
スケジュール
- 前半は単語学習がメイン
- 後半は公式問題集を徹底的に復習
ここまで説明してきましたが、一番難しいのは「学習を継続すること」です。
地道な努力ですが継続すればきっと点数アップしますので頑張りましょう!