- JINSとZoffの違いを知りたい
- どちらでメガネを買うべき?
JINSとZoffで迷っている方、多いと思います。
また、いつもなんとなくでお店を決めている方にも是非読んでいただきたい。
今回は以下の項目でJINSとZoffを徹底的に比較しました。
JINSとZoffを比較した項目
- レンズの種類
- 2WAYグラス
- 保湿
- 花粉対策
- キッズ商品
- レンズ交換
比較した上であなたにどちらのメガネがぴったりかも解説しています。
【JINS SCREEN クリアレンズ】スクエア (BROWN)
目次
JINS vs Zoff ① レンズの種類で比較する

レンズの種類一覧
JINS、Zoffともに豊富なレンズタイプがあります。
それぞれ種類と価格を表にしました。
- JINS(15種類)
レンズタイプ | 価格 | 補足(JINS公式サイトより) |
通常クリアレンズ | +\0 | 薄型非球面レンズ |
サポートレンズ | +\5,000 | レンズの下半分だけ近くを見えやすくする矯正機能付き。上半分は度付き、度なしのどちらでもOK。 |
遠近レンズ | +\5,000 | 一枚のレンズに2つの度数があるレンズ。 |
JINS SCREEN | +\5,000 | ブルーライトカットメガネ。 |
くもり止めレンズ | +\5,000 | 表面に撥水防止層があるため汚れが付きにくい。 |
カラーレンズ | +\3,000 | カラーを自由に選びオリジナルサングラスにできる。 |
ミラーレンズ | +\5,000 | ミラーコーティングしたレンズ。 |
カラーコントロールレンズ | +\5,000 | 調光レンズ。紫外線量が多いところでは色が黒くなりサングラスとして使える。 |
ドライブ | +\5,000 | 信号やブレーキランプなど赤色の光は十分に透過しつつその他の波長の色をバランスよくカットする。 |
ゴルフ | +\5,000 | 芝目のコントラストを強調する。 |
ランニング | +\5,000 | ランナーの安全に配慮したレンズ。 |
偏光レンズ | +\5,000 | 特殊フィルムでギラつきを抑える。フィッシングやスキーにおすすめ。遠近両用不可。 |
トレッキング | +\5,000 | 稜線も足元の起伏もくっきり。 |
バイオレットプラス(屈折率1.50) | +\5,000 | ブルーライトや紫外線を適度にカットし、眼にとってより自然に近い環境になるよう 太陽光の取り込み方を調整するレンズ。 |
バイオレットプラス(屈折率1.60) | +\10,000 | 屈折率が大きいものほど度数の大きいレンズでも薄くなります。 |
バイオレットプラスについて補足
紫外線の中には、近視を抑えるはたらきを持つ「バイオレットライト」が含まれています。
しかし、通常のUVカットレンズではこの「バイオレットライト」までカットされてしまいます。
バイオレットプラスでは、近視を抑えるバイオレットライトはカットせず、不要な紫外線とブルーライトのみをカットします。
- Zoff(12種類)
レンズタイプ | 価格 | 補足(Zoff公式サイトより) |
セットレンズ | +\0 | 通常のレンズ。 |
セットレンズ(ブルーライトカット) | +\0 | ブルーライトカット率 約33%、約50%の2種類。 |
薄型球面レンズ | +\5,000~ | レンズ周辺のゆがみを軽減し、厚みを抑える。 |
累進レンズ(遠近・中近・近々両用) | +\5,000~ | 1本のメガネで塔くと近くを見ることができる。 |
スーパーハード・コート | +\3,000~ | 通常よりも3倍キズに強い。 |
くもりどめコート | +\3,000~ | マスクをしてもくもりにくい。 |
UVクリアレンズ | +\3,000~ | 紫外線カット率100%。 |
イエローライトカットレンズ | +\5,000 | シニア層が眩しいと感じやすい黄色い光をカットする。 |
カラーレンズ | +\3,000~ | レンズカラーを自由に選びオリジナルサングラスができる。 |
偏光レンズ | +\5,000~ | 路面やガラスなどの反射光をカットしてギラつきを抑える。 |
調光レンズ(2Wayレンズ) | +\3,000 | 紫外線の量によってレンズの濃さが変わる。 |
ミラーレンズ | +\3,000 | 表面をミラーでコーティングしたレンズ。 |
大きな違いがあった以下の3点について、違いを詳しく説明します。
- 種類と価格
- 薄型非球面レンズ
- ブルーライトカットレンズ
種類と価格で比較
JINSは15種類、Zoffは12種類と、JINSの方が多くの種類があります。
ゴルフ、ランニング、トレッキングなど、特定の目的に合わせたレンズが多いのもJINSの魅力の1つです。
一方でZoffは、調光レンズとミラーレンズでJINSよりも安いです。
JINSにしかないレンズ、Zoffにしかないレンズをまとめました。
JINSにしかないレンズ
- サポートレンズ
- ドライブ
- ゴルフ
- ランニング
- トレッキング
- バイオレットプラス
特に注目したいものがバイオレットプラスです。
近視を抑える機能を持つバイオレットプラスは、JINSでしか取り扱っていません。
Zoffにしかないレンズ
- スーパーハード・コート
- Zoff UV クリアレンズ
- イエローライトカットレンズ
UVクリアレンズは紫外線100%のレンズです。
JINSのレンズはバイオレットプラス以外のすべてのレンズで紫外線99%カットの機能が付いていますが、100%カットのものはありません。
薄型非球面レンズで比較
度数が強くなるときの厚みを抑えるのが薄型非球面レンズです。
JINSのレンズでは、ほとんどのレンズが無料で薄型非球面レンズにできます。
(くもり止めレンズ、サポートレンズ、遠近レンズ、偏向レンズは対象外)
一方でZoffでは有料です。
料金を以下にまとめました。
屈折率* | JINS | Zoff |
1.6 | +\0 | +\5,000 |
1.67 | +\0 | +\7,000 |
1.70 | +\0 | 取り扱いなし |
1.74 | +\0 | 取り扱いなし |
1.76 | 取り扱いなし | +\12,000 |
*屈折率はレンズの厚みに関係します。屈折率が大きいものほど、度数の高いレンズでも薄くできます。
Zoffの方が割高ですが、JINSでは屈折率1.76のレンズを扱っていません。
非常に視力が悪くどうしても薄型にこだわりたい方はZoffの方がいいでしょう。
ブルーライトカットレンズで比較
パソコンやスマートフォンを長時間利用する方に人気のブルーライトカットレンズ。
Zoffでは無料でつけることができます。
一方、JINSは追加料金\5,000であり、対象となるレンズの屈折率にも制限があります。
レンズの屈折率とブルーライトカット率をまとめました。
屈折率 | ブルーライトカット率 | JINS | Zoff* |
1.60 | 25% | +\5,000 | × |
1.60 | 33% | × | +\5,000 |
1.60 | 40% | +\5,000 | × |
1.60 | 50% | × | +\5,000 |
1.60 | 60% | +\5,000 | × |
1.67 | 25% | +\5,000 | × |
1.67 | 33% | × | +\7,000 |
1.67 | 40% | +\5,000 | × |
1.67 | 50% | × | +\7,000 |
1.70 | 13% | +\5,000 | × |
1.76 | 33% | × | +\12,000 |
1.76 | 50% | × | +\12,000 |
*Zoffはブルーライトカットは無料ですが、薄型レンズに追加料金が発生します。この表では薄型非球面レンズの価格を含めています。
JINSでは屈折率の高いレンズではブルーライトカット率の低いものしかありません。
つまり、度数大きいレンズ(視力の悪い人)でしっかりとブルーライトカットしたい場合はZoffにしましょう。
ブルーライトカット率をどの程度にすればよいかは以下を参考ししてください。
- 日常使い → 35%
- PC・スマホの長時間使用 → ~50%
- 寝る前のスマホ → ~60%
JINS vs Zoff ② 2WAYグラスで比較する

2WAYグラスとは通常のメガネにサングラスレンズをマグネットで取り付けられるものです。
JINSでは「JINS Switch」、Zoffでは「NIGHT & DAY」というシリーズで販売しています。

普段からメガネをかけている方、サングラスとメガネをかけ替えるのが面倒ではありませんか?
そんなとき、この2WAYグラスであれば普段の度付きメガネが簡単にサングラスになります。
JINSとZoffを比較してみましょう。
JINS | Zoff | |
フレーム形状の種類 | 10種類 | 14種類 |
価格 | \10,000~ | \8,000~ |
ドライブレンズ | ○ | × |
偏向レンズ | ○ | ○ |
スポーツモデル | ○ | ○ |
跳ね上げ機能** | ○ | × |
**跳ね上げ機能:サングラス用のレンズを跳ね上げることができる。着脱しなくてもメガネとサングラスを入れ替えることができる。
フレームの種類が多く価格が安いのはZoffです。
一方JINSはドライブ専用の偏向レンズや跳ね上げ機能付きプレートなど、より多様なニーズに対応しています。
JINS vs Zoff ③ 保湿で比較する

JINSには目の周りを保湿できるメガネがあります。
これはZoffにはありません。
フレームに付属のウォーターポケットにスポイトで水を入れることで乾燥から目を守るという仕組みです。
お値段は\5,000と通常のメガネと同じ。
度なし・度付きを選べるのでコンタクトレンズによる目の渇きにお悩みの方にもおすすめできます。
JINS vs Zoff ④ 花粉対策メガネで比較する

どちらも花粉が目に入りにくい構造のフレームが販売されています。
花粉だけでなく、粉じん対策や風避けにも便利です。
花粉対策用商品ラインナップ一覧
商品ラインナップを見てみましょう。
- JINS(花粉最大98%カット)
MOIST(モイスト)
メガネのフレームにウォーターポケットが付いており、目の周りのうるおいを保ちます。

BASIC(ベーシック)
ウォーターポケットのない標準的な花粉対策メガネです。普段からメガネをかけている人向けです。

JINS 花粉Cut BASIC -Wellington-を詳しく見る
SLIM(スリム)
自然なかけ姿を実現します。度なし専用のためコンタクトレンズまたは裸眼の人向けです。
【JINS 花粉Cut SLIM】(度なし専用)を詳しく見る
KIDS & JUNIOR(キッズ&ジュニア)
顔のサイズに応じて2つのサイズから選べます。顔に当たる部分にラバーガード付きです。
JINS花粉対策メガネラインナップまとめ
ラインナップ | モイスト | ベーシック | スリム | キッズ&ジュニア |
度なし | \5,000 | \5,000 | \5,000 | \3,000 |
度付き | \5,000 | \5,000 | × | \3,000 |
くもり止め | +\0 | +\0 | +\0 | +\0 |
- Zoff(花粉最大95%カット)
AIR VISOR
フレームとフードが一体型の標準的な花粉対策メガネ。4つのサイズから選べます。

Zoff +PROTECT(ゾフ・プロテクト)
フードが着脱式の花粉対策メガネ。フードを取れば普通のメガネとして使用できます。

Zoff花粉対策メガネラインナップまとめ
ラインナップ | AIR VISOR | Zoff +PROTECT |
度なし | \3,000 | × |
度付き | \6,000~ | \7,000 |
くもり止め | +\0 | +\3,000~ |
種類と価格で比較
度なしメガネの場合、ZoffのAIR VISORが最安値です。
フレームや見た目やつけ心地こだわりたい方はJINSのスリムを検討しても良いとは思います。
しかし、花粉の時期に外出する際に一時的に着用するのであれば安いものでいいのではないでしょうか。
度付きメガネの場合は使用頻度によってJINSかZoffか選びます。
普段は別のメガネを使い、花粉の時期だけ専用メガネが欲しい方はJINSの方が安いです。
無料でくもり止めレンズになるのでマスクをしてメガネが曇るというストレスがありません。
1つのメガネを通年使いたい方はZoff +PROTECTがおすすめです。
花粉対策フードが取り外せるので普段用のメガネとしても使えます。
ただし、ここで1つ注意点があります。
花粉用メガネはフレームの種類がとても少ないです。
Zoff +PROTECTは8種類しかありません。
ですからメガネでおしゃれを楽しみたい方は、普段用のメガネと花粉用のメガネの2本持ちが良いでしょう。
機能で比較
花粉カット率はJINSで約98%、Zoffで約95%とほとんど同じです。
ですからどちらのメガネを選んでも、花粉対策としては同じ程度でしょう。
注目すべきはJINSのMOISTです。
先ほど保湿メガネで紹介したMOISTUREに、花粉カットフードがついたものです。
花粉で目が乾燥するという方は、通常の花粉対策メガネを同じお値段ですので検討してみてください。
JINS vs Zoff ⑤ キッズ商品で比較する

JINSもZoffもキッズ用の製品があります。
JINS | Zoff | |
種類 | 48種類 | 100種類以上 |
値段 | \5,000 | \5,000~ |
特徴 |
|
|
種類の多さなら圧倒的にZoffです。
ディズニーキャラクターメガネやスポーツモデルも取り扱っています。

ただし、Zoffは種類は豊富ですがデザインや機能にこだわると高くなります。
JINS vs Zoff ⑤ レンズ交換で比較する
レンズは変えたいけど今使っているフレームはそのままで!という方もいるでしょう。
大丈夫。レンズ交換だけしてもらうことができます。
JINSとZoffのレンズ交換事情をまとめました。
JINS | Zoff | |
対象のフレーム | 他社のフレームでもOK。 | Zoffのフレームのみ。 |
価格* | \5,500~ | \3,000~ |
*価格は交換するレンズの種類によって違います。
Zoffのフレームをお持ちならZoff一択です。
Zoff以外のフレームならJINSですね。
目的別 あなたにおすすめはどっち?

ここまでJINSとZoffを比較してきましたが、結局どちらが良いのでしょうか。
ここでは具体例を示しますので参考にしてください
こんな人は | こっち | 理由 |
視力が悪い | JINS | Zoffは薄型レンズが高い。 |
視力が良い | Zoff | 無料でブルーライトカットが付く。 |
視力が悪い、かつブルーライトカット重視 | Zoff | JINSでは薄型レンズにするとブルーライトカット率が下がる。 |
ゴルフやランニング用でほしい | JINS | JINSにはゴルフ、ランニング、トレッキングなど様々な目的に合わせたレンズあり。 |
近視を抑える | JINS | バイオレットプラスがおすすめ。 |
2WAYグラス | Zoff | 安いくて種類も多い。目的や跳ね上げ式にこだわるならJINS。 |
保湿したい | JINS | 保湿用メガネはZoffにはない。 |
花粉の時期だけ(度なし) | Zoff | Zoffの方が安い。 |
花粉の時期だけ(度付き) | JINS | JINSの方が安い。保湿タイプもあり。 |
花粉対策もしたいが通年で同じメガネがいい | Zoff | 花粉カットフードが取り外しできる。 |
キッズ | Zoff | 種類が多い。スポーツタイプもある。 |
レンズ交換 | JINS | Zoffのフレームを持っているならZoffで。 |
まとめ
今回はJINSとZoffを徹底比較しました。
JINSにしかないレンズ、Zoffにしかないレンズがありましたね?
種類や価格は様々です。
目的にあわせて自分にぴったりのメガネを探しましょう!